学生時代に悲惨なイジメ経験を告白した芸能人とその衝撃エピソード

今は芸能界で輝かしい経歴をもち、活躍し続けている芸能人の中にも、小学校から高校時代にいじめられていた過去をもつ人たちが少なくありません。

強烈な個性を放つタレント性のある人物がいじめを受ける傾向にあるため、個性が強い芸能人タイプは標的にされやすいんですよね。

学校生活では目立つ行動をするといじめられる傾向があり、芸能活動という特殊な仕事が彼らを苦しめる原因になったケースもあります。

今回は、いじめをなくすヒントを探るため、いじめ経験をカミングアウトした芸能人を取り上げます。

芸能関係者A

芸能人は感性が豊かで普通の人とは変わった考え方や行動をする。だからイジメの対象になりやすいんですよね

芸能関係者B

うん、学生時代はイジメになりやすい。それは個性で本来は重宝するべきなんだけどね

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1学期間、ずっと無視を続けられた：高橋みなみ

３～４ヵ月無視された経験

この経験をもとに総監督に就任

ＡＫＢ４８時代は、見事な手腕でＡＫＢ全体をグループ総監督としてまとめていた高橋みなみさん。

明るく活動的でいじめとは無縁のイメージですが、芸能活動を周囲に話すのは恥ずかしく隠していました。

ＡＫＢ４８のオーディションに合格し人気が出始めると、出席日数が少なくなって友人たちに芸能活動が知られてしまい、３～４ヵ月無視されてしまいました。

現在、いじめを題材にしたテレビ番組でＭＣをつとめる高橋さんは、このいじめ経験をもとにして小学6年生を相手にいじめの特別授業をしました。

その授業で、いじめられた原因は、芸能活動を秘密にして友だちと距離を作ってしまったことだとして、「知る努力」「自分のことを知ってもらう努力」が友だちとの人間関係をつくるのに大切だと説いていました。

自らいじめを克服した経験が、グループ総監督として大人数を束ねて、グループメンバーの信頼を得ることに大いに活かされたのでしょうね。

全ての悪巧みの対象になった小学生時代：二宮和也（嵐）

元々そこまで明るくない性格

すべて二宮さんのせいにされるといういじめ行為

超人気アイドルグループ嵐のメンバーであり、演技派俳優としても評判の高い二宮和也さん。

小学生時代は話題の中心になるのが好きではなく、積極的に友だちづくりもしませんでした。

学校もあまり好きではなく、とりあえずジャニーズ事務所のタレントがよく通う通信制の高等学校に入学しますが、何か物がなくなるなど良くないことが起きると、すべて二宮さんのせいにされるといういじめ行為にあってしまいます。

その時、二宮さんはいじめに対して何のリアクションもしないという対処法を取りました。

いじめてきた相手は面白くなかったのか、二宮さんに対してのいじめは止めましたが、標的を変えて別の子に対してさらにひどいいじめを繰り返すことになりました。

いじめ自体が解決したわけではないことが、今でも二宮さんの心に引っかかって過去を引きずっている状態です。

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思春期に無視と陰口を経験：中川翔子

歌手、タレント、漫画家、イラストレーター、女優、アイドルと幅広く活躍し、「しょこたん」の愛称で親しまれている中川翔子さんですが、中学生のころに無視されたり、陰口を叩かれたり辛いいじめに遭っていました。

好きなイラストや漫画を描いていると「キモい」と笑われて、言い返したくても言葉にすることができず、今でも悔しい思いをしています。

現在の中川さんからは想像できませんが、不登校、引きこもりとなり卒業式も欠席しました。そのような状況で中川さんの救いとなったのは趣味の漫画、ゲームやイラストを描くことでした。

いじめで苦しんだ経験から、いじめに遭っている人たちに向けてブログやメディアでメッセージをよく送っています。

いじめから逃げることは本当の意味での「逃げ」とは違う。自分のことを大事に考えてほしい。死ぬという選択だけはしないでほしい。絶対に、生きる価値がいっぱいいっぱい未来にはある。いじめをする下らないやつの人生よりよっぽど幸せな未来が待っているから。など、

いじめ経験者だからこそできる呼びかけをしています。

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イケメン実力派俳優は中学生時代から：小栗旬

中学時代に陰湿ないじめを経験

主演俳優としてだけでなく、ドラマや映画の要となる脇役もスマートにこなす小栗旬さんも、中学時代に陰湿ないじめに遭っていました。

登校すると机の中が給食の残りなどのゴミでいっぱいになっていたり、昼休みにトイレに行って戻ってくると、机や椅子などすべてのものがなくなっていたりすることもありました。

小栗さんも中川さんと同じように不登校になり、卒業式に出席することができませんでした。高校には進学しますが、目立たないように過ごしていました。

しかし、高校1年生のときにドラマ「GTO」に出演したことで、共演者である同年代の友人ができて転機を迎えます。

その後も芸能界の仕事が増え、俳優仲間ができたことでいじめのトラウマから脱出することができました。

確かに「GTO」のときの小栗さんは内気で控えめな印象がありましたが、当時の素の部分が出ていたのかもしれません。

現在は所属事務所のトップ俳優として後輩俳優たちとも交流し、自腹で所属タレントやスタッフを旅行に招待など、行動力や企画力にも優れた素晴らしいリーダーシップを発揮されています。

貧乏が原因となりイジメに発展；麻生久美子

コメディからシリアスまでジャンルを問わず幅広い役柄を演じられる麻生久美子さん。

とても透明感があり演技も上手で、安心してお芝居を観ることができる女優さんですが、なかなかハードな幼少期を過ごしていました。

父親はギャンブルにはまり借金地獄、家計は火の車となり、父親の代わりに母親が仕事をいくつも掛け持ちして麻生さんと弟を育てていました。

（ザリガニや雑草も食べていたことも！）両親は離婚しますが、母と子の3人の生活苦は続きます。

毎日同じ服で登校するなど、貧乏なことを理由に麻生さんは理不尽にもいじめられてしまいます。

日常的に叩かれたり石を投げられたり、石が額にあたったときの傷は今でも残っています。

突然、道路で押されて車に引かれそうになったこともありました。

小さい頃からアイドル好きだった麻生さんは、容姿に恵まれていたこともあり、アイドル歌手を目指して現在の所属事務所に履歴書を送るというアクションを起こしたことによりいじめから脱却します。

ただ、残念ながらその事務所にはアイドル歌手部門はなく、女優としてのオーディションを受けることになりましたが、その結果、女優としての才能が開花して、芸能界で成功したのですから結果オーライですね。

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他にもいじめ経験のある芸能人

男性

小山慶一郎（NEWS）、岡田将生山崎育三郎、水嶋ヒロ、田中卓志（アンガールズ）、徳井義実（チュートリアル）、内藤大助、

女性

春名風花、芦田愛菜、戸田恵梨香、秋元才加、加護亜依、蒼井優、安達祐実、安倍なつみ、大島美幸（森三中）、仲間由紀恵、遠藤久美子、倖田來未、冨永愛

いじめられた経験を踏み台にして、華麗に飛躍して芸能界で成功をおさめられた芸能人をご紹介しました。

いじめのない学校生活を送るためには、高橋さんのいう「知る努力」「自分のことを知ってもらう努力」をすることが大事でしょう。

ただ、一旦いじめに遭ってしまい、学校というせまい世界で息苦しさを感じて「死にたい」とまで思う生活を送るぐらいなら、中川さんがいうように学校から「逃げ」ることも一つの手でしょう。

また、好きなことや趣味の世界に入りこんで、楽しく過ごせて、苦しい状況に目が向かない時間を作るのも大切なことだとわかりました。

大人の世界でも存在する「いじめ」ですが、誰もが「いじめは絶対ダメ！」という強い気持ちを持てば、この世の中から本当にいじめがなくなるのでしょうね。

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