自己愛性人格障害(パーソナリティ障害)の特徴と患っていた有名人

公開日: : 最終更新日:2018/02/13 未分類

自己愛性人格障害という疾患をご存知ですか?

これは一体どのようなものなのか、またこの障害を悩まされていた過去を持つ芸能人の方についてお話していきたいと思います。


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どのような疾患なのか

自分のことしか考えることができない
自分は他の人とは違う人間であると確信している
他人には自分のいうことに従ってもらい、利用しようとする
残忍な性格をしている
自分が信じているものを否定されると反抗せずにはいられない
嘘をつき易い
嘘を見抜かれると気分が悪くなる

このような特徴があり、自分は他人とは本質的に異なっていることを固辞する性格であることがおおいんです。

現実の自分を信じることができずに「空想的に」生きてしまうために現実と理想との激しいギャップを感じるようになってしまうのです。

自己愛性人格障害は2種類のタイプに別れてます。

それは①自己完結型②他人依存型です。

①の自己完結型というのは度を超えた自己中心的な考えで自分の行動や理想像に対して他人から賞賛されることを好むわりには、他人のことを顧みない行動をとる事が多いタイプです。


②の他人依存型とは、他人が自分のことをどのように考えているのか?を極端に気にしてしまい、どう思っているのか、自分がどのように他人に映っているか?を気にし過ぎてしまい、

自分が思って欲しいように他人が思ってくれると安心感を得る事ができるのですがそうではないと気分が悪くなったり精神的に不安定になる人のことを指します。

確かに自己愛性人格障害(パーソナリティ障害)は一見するとナルシストのように思われます

このナルシシズムは誰にでも持っている物なんですよね。

だって人は人に良く思われたいですし、自分が他の人よりも優れているものだと信じたいものです。

ただそれが度を超えてしまうと非常に「生きにくい」と感じるでしょう。

この自分が感じている生きにくさは他人にはよくわかってもらえないために余計に辛い思いや孤独感を感じてしまい、どうすることもできなくなってしまいます。

また自己愛性人格障害だと診断されても「障害」という字がついているので「良くないこと」「それは自分が他人よりも劣っていること」と精神な疾患を抱えていることから目を背けてしまうことがあります。

そうすると余計に治療が遅れてしまったり人に嫌な思いをさせてしまう傾向にあるので十分な注意をする必要が有るでしょう。

ヘルベルト・フォン・カラヤンさん

ヘルベルト・フォン・カラヤン

ヘルベルト・フォン・カラヤン 1908年4月5日 – 1989年7月16日は、オーストリアの指揮者。1955年より1989年までベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の終身指揮者・芸術監督を務め、一時期それと同時にウィーン国立歌劇場の総監督やザルツブルク音楽祭の芸術監督などのクラシック音楽界の主要ポストを独占し、多大な影響力を持つに至った

出典:ヘルベルト・フォン・カラヤン – Wikipedia

ヘルベルト・フォン・カラヤンさんは楽壇の帝王という異名を持つ世界的な指揮者ですよね。

音楽だけではなくてその名言や行動も伝説となっています。

例えば日本に来日したときに練習場所で練習をしているときにその近くに電車が走っており、近くにいた日本人に「そのうるさい電車を止めろ!そうではないと私は母国へ帰国する!」と怒鳴ったり、

タクシーを止めて行き先を聞かれたときに

行き先はどこでも良い。世界は私を待っているのだから」と発言を繰り返すこともあったようです笑。

過去、NHKがN響の指揮者としてまだ若かったカラヤンを招聘した時期の事。

番組の最後の曲目が、ワーグナー「マイスタージンガー」前奏曲だったのが、どうしても予定時間を超えてしまい、7時のニュースに間に合わない。
そこで、スタッフがもう少しテンポを早くして録り直しをさせてもらえないか、カラヤンに頼んだそうな。

カラヤンは「キミたちは、このカラヤンを指揮するつもりなのかね?」と言って、ニヤッと笑った

音楽の指揮者=カラヤンとイメージを持っている方は結構いますからね。

そんなカラヤンも自己愛性人格障害として知られている有名人です。

時にメディアに登場するときの彼のイメージに対する徹底ぶりは凄まじかったと言われています。

自分が確立しているだろう、自分への像がしっかりとそれが視聴者、監修者に伝われることを意識して時には取材した者にもどんな風に撮影しているのか、どの部分を使用するのかを執拗に注文をつけていたと言われています。

職業柄、自分が感じた・捉えたイメージを形にする職業だったのでその傾向は強かったのではないでしょうか?

危険な人物というわけではない

自己愛性人格障害(パーソナリティ障害)と聞くとちょっと怖いようなイメージを持たれてしまうかもしれませんがすべての人が悪く、そして危険という訳ではありませんよね。

その度合いも問題となりますし、確かに人当たりは良くないかもしれませんが、必ず危害を加えるというわけではありませんので覚えておいてくださいね。

自己愛性人格障害(パーソナリティ障害)の人のほとんどは自分が育った家庭環境に原因があります。

小さい頃に親からの愛情をもらうことができないために、自分に対する自信を持つ事が出来ずにいることが根本的な原因となっています。

自分に対する自信がないためにそれを想像や空想で埋める癖がついているといえるでしょう。

なので自己愛性人格障害の方がいたら、まずは存在を認めてあげるようにしてあげることが大切なのではないでしょうか?


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