不規則な生活故の自律神経失調症を患った芸能人/有名人とは

自律神経失調症という疾患をあなたはご存知ですか？

あなたの自律神経という言葉を一度は聞いたことがあると思います。

その自律神経は緊張したときに活発化する「交感神経」とリラックするときに活発化する「副交感神経」があります。

リラックスしているときにも副交感神経ではなくて交感神経が優位になってしまうことで自分では休んでいるつもりでも身体と心は緊張している可能性があります。

これらの症状を招くことがあります。

また自律神経失調症とパニック障害は発症するメカニズムが似ているので併発させないようにしっかりと気をつけましょう。

今回は自律神経失調症だとカミングアウトした芸能人・有名人の方についてお話して行きますね。

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高木美保さん

1962年7月29日日本の女優、コメンテーター、エッセイスト、農業従事者、タレント。

東京都葛飾区出身、千葉県松戸市育ち。

出典：高木美保 – Wikipedia

84年に女優として芸能界デビューした高木美保さん。

しかし数ヶ月間も休みがない生活のすえに体調と心のバランスを崩してしまい、自律神経失調症と診断されました。

自律神経は身体の無意識の部分をコントロールしていますよね、

呼吸、胃酸分泌、腸内活動、５感のバランスを整えていますが、自律神経が乱れてしまうことで不眠や頭痛が起きたり、

呼吸が乱れたり、情緒が不安定になってしまいます。

情緒が不安定になることで「自分はいなくなってしまった方が楽かな？」とマイナスな思考に陥ってしまうのです。

高木美保さんも多忙のために辛い思いやストレスを解消させることができなくなり、誰にも言えない思いを抱えていたのではないでしょうか？

「スケジュールがかなり先まで決まっていましたので、やはりそう簡単に穴を開けるというわけにはいきませんでしたし、不思議なもので、そういう悪い状態に対して次第に慣れていきましたよ、「起こるかもしれない」という状態に」

出典：

この発言は「精神疾患と睡眠関係」というテーマで精神科学分野の方と高木美保さんとの対談の一部です。

高木美保さんは自律神経失調症とパニック障害を併発しており、パニック発作が起きたときに「死んでしまいたい」と思いますが、

その発作が収まると「なんでさっきはこんな変なことを思っていたんだろう」と思うことが多かったみたいなんですよね。

高木さんがこのような不安障害を克服したきっかけとなったのは「仕事」です。

多忙なゆえにストレスを溜めてしまって辛い思いをしたのですが、

それでもやっぱり仕事が好きだと再認識したことが自律神経失調症・パニック障害を克服したきっかけとなったようです。

不思議なことに舞台やドラマで役を演じているときには症状は全くなかったみたいですよ！

中川剛さん

現在はクリスマスの風物詩となったM−１グランプリの初代チャンピオンとして知られる中川家礼司さんの兄の剛さんは過去に自律神経失調症を患っていたことを告白しています。

マニアックな物まねをしている弟さんの礼司さんの影に隠れがちですが、剛さんはその礼司さんを上手くコントロールしているように見えますよね。

剛さんが発症させてしまった原因は高見美保さんと同じ「多忙」です。

特に芸能人の方はテレビという影響力が強いメディアに出るので普通の人とは比べものにならないくらいストレスを感じてしまうのでしょう。

また芸能人の中は会社員の方とは異なり、仕事の時間もその長さも全くことなりますからね。

特にバラエティーは芸人さんがより全員集まりやすいように深夜の１２時から朝まで収録があることが多いようで

そのために寝る時間が不規則になり生活習慣が乱れるので精神的な疲れが蓄積されます。

そんな剛さんが自律神経失調症・パニック障害を克服したきっかけとなったのは明石家さんまさんとの出会いでした。

出会った矢先に「おう！パニックマン！」と言ったのです。

本来であればびっくりしてしまいますし、本当に対して失礼なのですが大御所に言われたら元気を出すしかないですよね笑

また剛さんに向かって明石家さんまさんは

「どんなに緊張していたとしても、おれがすべての責任を持ってやる。だから自由にやれ」

と声をかけて、そのときに

「あぁ。ただ緊張していてはだめなんだ。自分はこんなちっぽけなことを気にしていたのか」

と思ったことで緊張をしてもそれを仕方が無いことであり恥ずかしいことでもないと不安を振り切ることができたのです。

イ・ビョンホンさん

イビョンホンさんは韓国だけではなくて日本でも人気がある韓流スターのひとりですよね。

人気が出始めたときにパニック障害と自律神経失調症であることを告白しています。

告白したのは2013年の日本向けのインタビューです。
今でも式典や授賞式に出席するときには例える事が出来ないほどの辛さを感じるようですが、

それはタレントとして活動する以上は仕方がないことと話してもいるんですよね。
特に一番大変だったのは、とあるラジオの生放送でそのときには

「放送事故になりかけた」と告白しています。

突然目眩が襲って来て、精神が混乱していたとのことです。

高木美保さんは仕事中は症状が出ることはないと言っていますが、
イビョンホンさんの場合は仕事中も症状に襲われることがあります。

演技は他の別の誰かに成り切ることなので、その分精神も変えることができるのでしょう。

これはイビョンホンさんも同じなのですが、ラジオや式典への出席するさいには「誰かに成り切る」ことはできませんからね。

素の状態のイビョンホンさんでなくてはいけませんからその分症状に苦しめられることが多いのでしょう。
イビョンホンさんは自律神経失調症になる前には鬱病に苦しんでいたこともカミングアウトしています。

パニック障害・自律神経失調症が不安障害に分類され、鬱病は気分障害に分類されるのですが

併発する危険性が非常に高いんです。約２０％は併発させてしまいます。

これは慢性的に不安やストレスを感じていることと精神が不安定になってしまう「環境」に問題が有るんですよね。

そのために強迫性障害、社会不安障害、対人恐怖症などの精神疾患を引き起こす危険性があります。

さきほどもお伝えしたように芸能人の方は一般的な人よりもストレスに晒される機会が多いので肉体と精神のバランスをぜひ整えてわたしたちに感情やお笑いをこれからも

与えてもらいたいと思います。

これからの活躍にも多いに期待しましょう！

【外部サイト】⇒不安障害をたった一人で改善するための日記！特にこれが有効な人とは

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草野仁さん

東京大学出身

東京大学文学部卒業後、NHKに入局。

NHKでは全国の都市に移動を重ねているときに自律神経失調書を発症させてしまいました。

草野さんはスポーツ系マッスルで健康的なイメージがありますが、自律神経のバランスを崩してしまった過去があると語っています。

「当時はストレスが酷かった」
「全国各地の移動でなかなか心を休めることができなかった」
と語っており、

精神的な疲れを蓄積させていたのでしょうね。

肉体は完璧だけど、精神のバランスは誰しもが崩してしまう危険性があります

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その後、自分で無理をしない生活を続けていくことを考え、夜遅くまでの残業はなるべくせずに周囲にも理解してもらえるようにしたとのこと。

そのおかげで自律神経失調症を克服していったようですね。

他に自律神経失調症を患った芸能人一覧

意外だったのは、Gacktさんです。クールでかっこいいイメージですが過去には自律神経失調症に苦しめられていたことがわかっています。

スポットライトが当たるところの後ろには暗い闇（過去）があるのかもしれませんね。辛い過去があるからこそ、今を生きよう、今を頑張ろうと思うのかもしれません。

自分だけで出来ることは限られています。
周囲の方に理解をしてもらえることで少しずつですが、病気と向き合うことができます。自律神経失調症から立ち直り、自分の生きたい人生を送ってもらいたいですね。

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