うつと躁を繰り返してしまう双極性障害が疑われる芸能人・有名人

双極性障害(双極性感情障害)は躁状態（そう）と鬱状態を繰り返してしまう気分障害に分類されています。

躁状態

テンションが非常に高くなっており陽気な状態

軽躁状態

躁状態ではないものの通常に比べてテンションが高い状態

うつ状態

気分が低下し、思考回路に不具合が生じている状態

ずっと気分が低下しているのではなくて気分が「ハイ」状態に成り、落ち込んだ分だけハイ状態になるために社会的に不適切な行動や発言をしたり

犯罪行為や後先考えずに行動をする傾向にあります。

双極性障害と診断される人もいますが病院にいって検査をしないだけでこの障害にかかってしまっている一般の方も非常に多いんですよね。

今回は双極性障害に悩まされたことがある芸能人・有名人についてお話していきたいと思います。

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ナインティナイン・岡村隆史さん

お笑い芸人として有名でテレビでたくさんの人に笑いを届けている岡村隆史さんも過去に双極性障害に掛かっていた芸能人のひとりです。

たくさんのレギュラー番組を抱えており日夜プレッシャーと一般人の人からの監視の目に晒されているのでストレスをたくさん抱えていたのでしょう。

特に「メイン」として活躍されている「めちゃめちゃイケテル！」では岡村さんが復帰するときに落盤事故のパロディーとして穴から出てきたシーンは感動しましたよね。

今に成ってから

「あのときは心の病気だった！笑」と言って笑いを取っているのですが、ネタに出来るほど復帰して元気になっている姿を見ると安心できますよね。

しかし休職しているときは、

なんで自分はだめなんだろう

テレビに自分の姿が映っていない、もう自分は必要がない人間なんだ

自分はダメ人なんだ

と自分で自分で卑下する毎日を過ごしていました。

相方の矢部さんが楽屋でそわそわして額にびっしょりと汗を掻いている岡村さんの姿を見て、

「これは入院させないと大変なことになる！」と思って入院を勧めたのです。

勧めたというよりも変わり果てた岡村さんの姿をみるに耐えない状況だったのではないか？と推測することができます。

丸岡いずみさん

日本のニュースキャスター、タレント、フリーアナウンサー、エッセイスト。元放送局アナウンサー・報道記者
2012年8月後半以降、専業主婦を自称しているが、タレントの立場でテレビ出演を行っている

出典：丸岡いずみ – Wikipedia

丸岡いずみさんは東日本大震災時の現地のレポートをしているときに、悲惨な現実に苦しむ人や跡形もなく切り裂かれた日常を目にしており、それが原因と成って精神的なバランスを崩してしまったのです。

悲惨な体験のレポートをしているときに感じたことが多かったのではないかと想像出来ますよね。

２年間の闘病生活を記した体験記が出版されています。

当時の様子を丸山さんが密着取材されたときに応えていたのですが、

「軽症なのではないか？」という声もネットにあったのですが、

双極性障害に軽症も重症もありません。

確かに程度は人によって異なることは確かなのですが、軽症だから大丈夫だ！とか重症だと病院で隔離しなくてはいけない。

というものではありません。

程度は人によってことなりますが、同じ苦しみを感じていることは間違いないでしょう。

丸岡いずみさんは病院に入院しながら薬物治療を受けながら適切に治していったようですね。

ユースケ・サンタマリアさん

「平成教育委員会」「ぷっすま」「踊る大捜査線」といったテレビ、映画にも出演したり様々なcmにも登場しているタレントのユースケ・サンタマリアさんも過去になんと８年間も双極性障害に悩まされていたことを告白しています。

芸能活動も非常に順調に過ごしたときに突然、この病気を発症させてしまいました。

踊る大捜査線でブレイクし、その次の年にはSMAPの草なぎ剛さんとぷっすま！というバラエティー番組も始まり、順調な芸能生活を過ごしてたのですが、忙しさのあまり心に隙間を生んでしまったのかもしれませんよね。

この時期に一気に頬がやせこけてしまったので

薬物を使用しているのではないか

目がぼーとしている

なにか大病を患っているのではないか

という噂があったのですが、いま思うとそれは鬱と躁（そう）の繰り返しのうちに心の疲弊が身体に現れたのではないか？と思われますよね。

役者さんはいろんな役を演じるために役作りは大変です。

ただ外見を役に寄せるだけではなく、内面も作り替えなくてはいけないために

「本当の自分がよくわからくなる」ようです。

急激なダイエットを強いられることもありますし、逆に食事を取らなくてはいけないときもあります。

その狭間でユースケサンタマリアさんは自分との葛藤が生まれたのではないか？と思われます。

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他には・・・・

双極性障害と噂されている芸能人・有名人の方はこんなにもたくさんいらっしゃいます。

お笑い芸人の明石家さんまさんはテレビに出るときにはハイテンションなのですが、躁病疑惑がもたれているんですよね。

しかし他のお笑い芸人の方がプライベートの明石家さんまさんもテレビの収録のときもテンションはあまり変わっていないというエピソードをたくさん聞くので

双極性障害ではないと思われてます。

泰葉さんは鬱病から完全回復

2016年９月にタレントの泰葉さんは鬱病から完全に回復したことを宣言しました。

過去には春風亭小朝さんと離婚をし、それがきっかけでかなり心身的に疲れてしまったようです。

落語家である小朝を尊敬するあまり、夫の小朝との関係が家族愛ではなく師弟愛であったと涙ながらに語っていました。

このように離婚の理由を発言していましたが、相手方のイメージを崩さないような表現ですよね。

落語家の妻としてかなりストレスを抱え込んでいたのだと思います。

その後３、４年間ずっと鬱病に苦しめられ、食べることも、寝る事も、なにもすることができず、心身ともに疲れきっていたとのことですが、

いまでは無事に精神的にも元気になることができて本当に良かったですよね。

体の傷は数日経てば、治すことができますが、精神的な疲れは簡単には取ることができません。

そういった意味で時間を上手に過ごし、精神的にもリラックス出来る環境に身を置くことでかなり回復していったのでしょう。

林家正蔵さん、林家三平さんの家族にも支えられたことを明かしていたので

「家族の支え」が鬱病から復帰するのに大切な要素のひとつなのかもしれませんね！

泰葉さんは「株式会社泰葉エンターテイメント」という個人芸能事務所を設立したので

これからはまたタレント活動を積極的にやっていくのでしょう。これからの活躍に期待したいですね！

竹脇無我

竹脇無我さんも過去に双極性うつ病を患っていたことをカミングアウトしています。

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開高健

開高健さんは小説家です。開高健さんも自分が双極性うつ病を患っていたことをカミングアウトしています、。

大原麗子

1946年11月13日生まれ、2009年8月６日が命日

大原麗子さんの両親は離婚をしているのですが、そのことが思春期の時に心に重くのしかかったようで１０代の時に双極性うつ病を発症させています。

一時的には良くなったものの、様々な役をこなしている間に仕事を休むことができずに肉体的疲労と精神的な疲労が合間ってうつ病を再発させました。

治してはうつ病になり、うつ病になっては治療する。この繰り返しだったと語っています。

躁鬱病の状態ではよく話すようになると本に書かれていますね。

小川宏

1982年までメインで出演していた小川宏ショーが終了し、その後長期的にうつ病に苦しめられていたようです。

ずっと忙しくて、突然暇になり時間が余ると躁鬱病を発症させるケースも非常に多いんですよね。

晩年は夜中に徘徊をするなど、体調は優れることはなかったと家族は語っています。

その他の芸能人・有名人

双極性障害だと言われている芸能人・有名人は以下の人もいます。

まとめ

テレビに出る有名人・芸能人は普通の人とは違う人生だと思います。

普通に暮らしているだけでは感じることができないプレッシャーを感じ、絶えずペダルを漕ぎ続ける人が多いですよね。

だから時に自分のキャパシティー（限界点）を超えてまで仕事をしてしまいます。

心と体のバランスが取れなくなった瞬間に心が爆発し、双極性障害を引き起こしてしまうのではないでしょうか？

有名人・芸能人だからといっても普通の人間ですからね。

頑張り過ぎないようにしてもらいたいです！

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